【2024年】安い携帯会社へ乗り換えるならどこがいい？電波の比較ランキングとおすすめの選び方

携帯電話の料金プランは、時代とともに変化を遂げてきました。

かつては、高額な通話料金とデータ通信料金が当たり前でしたが、近年では、格安SIMの台頭や大手キャリアの料金プランの見直しによって、大幅な料金の値下げが進んでいます。

特に、2019年には、総務省による携帯電話料金の値下げ要求を受けて、大手キャリアは相次いで料金プランを見直しました。

その結果、従来のプランよりも格安なオンライン専用プランが登場し、ユーザーにとって選択肢が広がりました。

その反面、料金プランの多様化に伴い、種類が今まで以上に増えたこと

さらにはスマホの料金プラン、やはり複雑で分かりにくいですよね。
大手キャリア、サブブランド、オンライン専用プラン、格安SIM…どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？

このガイドでは、スマホ料金プラン選びで失敗しないために、知っておくべき重要項目やポイントを分かりやすく解説します。

あなたのスマホの使い方や希望に合った、最適なプランを見つけるお手伝いをします！
それぞれの特徴を理解した上で、自分にピッタリ合ったプランを選びましょう。

携帯会社選びに最も重要な項目

自分の利用エリアでの電波状況

携帯会社を選ぶ際に、まず最初に考えるべきは「電波状況」です。
せっかく契約しても、自分の住んでいる場所やよく行く場所で電波が届かなかったり、速度が遅かったりしたら意味がありません。
特に、都会から離れた場所や地下街、山間部などでは、キャリアによって電波状況が大きく異なる場合があります。
そのため、キャリアを選ぶ際には、自分の使うエリアでどのキャリアの電波が安定しているのかを調べる必要があります。

通信品質の違いの把握

快適なスマホライフを送るには
通信品質も重要な要素です。
料金プランやブランドによって通信品質に違いがあるので必ず把握しておきましょう。

• 混雑する場所やサイトで速度低下がある
  大手キャリアの一部料金プランやサブブランド、格安SIMなどでは、混雑する場所や通信のタイミングによって
  通信速度が低下する場合があります。
• 時間帯による速度制限がある
  大手キャリアの一部料金プランやサブブランド、格安SIMなどでは、利用者が集中する時間帯(お昼・夕方〜夜間)に通信速度が遅くなる場合があります。

通信品質が自分の利用シーンに影響がないか？

利用シーンや使う場所は人それぞれ異なります

通信品質の違いが、自分の利用状況に影響がないかを必ずチェックしておきましょう

月々データ容量がどれくらい必要か？

また、月に使用するデータ量も人それぞれ大きく異なります。
ブランド、料金プランともにターゲットにしているユーザーに向けて、月額料金とデータ量を考慮して提供しています。

それなら、自分にぴったり当てはまるプランを見つけて使うことが、ユーザーができる正しい携帯会社の選び方といえます

各携帯会社の電波とエリアを詳しく解説

ここでは、主要キャリアの電波状況とエリアについて、詳しく解説します。

現在、日本で提供されている電波の種類は、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線、少し前に新たに参入した楽天モバイル回線
この4つになります。格安SIMも含め全てこのいずれかの回線を利用した電波ということ。

「安いプランを見つけたけど、電波が悪くて使い物にならない…」

そんな事態を避けるためには、電波状況の確認が必須です。

• 都会と地方では電波状況が異なる
  地方や山間部では、都市部に比べて電波状況が悪い場合があります。
• 自分の行動範囲の電波状況をチェック
  自宅、職場、よく行く場所など、自分の行動範囲で問題なく電波が繋がるか確認しましょう。
• 各社の電波状況マップを参考に
  各キャリアのウェブサイトやアプリで、電波状況マップを公開しています。
  (下の表にリンクを記載)

ドコモ(docomo)

• 繋がりやすさNo.1
  全国に基地局を多く設置しており、山間部や離島でも繋がりやすいのが強みです。
• 地方在住の方や、旅行好きの方に最適
  電波の届きにくい場所でも、安心して利用できます。

au

• ドコモに次ぐ快適な通信環境
  山間部や地方でも、場所によってはドコモより電波が入る場合もある。
• 繋がりやすさとユーザー数のバランスが良い
  ドコモはユーザーが多い分混雑することが多いが、auはバランスが良く、混雑しにくい傾向がある。

ソフトバンク(Softbank)

• 都市部なら快適、地方は確認を推奨
  都市部での利用なら電波、速度ともに一番快適な声が多い。地方の場合は電波の入り具合はドコモ、auより劣る場合が多い
• 電波状況はエリアによって一番差がある
  都市部ではかなり快適、地方では電波のエリアが他より劣る場合があり、エリアによって差がある印象。転勤などで生活環境が変わることが多い方は注意が必要。

楽天モバイル

• エリアはまだ発展途上
  自社回線エリアはまだまだ限定的で、都市部でも圏外になる報告がSNSで上がっている。電波においてはまだまだ改善が必要。
• 料金プランがとにかく安い
  その代わり、データ量無制限のプランでも格安。

【大手３キャリア＋楽天モバイルの電波状況目安(全国)】

参考までに、以下が現時点までの各キャリア基地局数などをまとめた表です

項目	ドコモ	au	ソフトバンク	楽天モバイル
3G基地局数	72,930局	–	37,378局	–
4G/LTE基地局数	228,100局	119,100局	176,041局	極めて少ない
5G基地局数	19,716局	約39,000局	6,580局	17,210局
電波エリア	全国的に広いカバー範囲	全国的に広いカバー範囲	全国的に広いカバー範囲	カバー範囲が狭いが、auのローミングで補完
通信速度	高速だが、料金プランや混雑時に低下することあり	高速だが、料金プランや混雑時に低下することあり	高速だが、料金プランや混雑時に低下することあり	地域によっては遅いことがあるが、改善中
エリア確認	公式サイトへ	公式サイトへ	公式サイトへ	公式サイトへ

提供エリアの確認は各キャリアのホームページなどを利用して、事前に確認しておきましょう。
ただし、ホームページの情報はあくまでも目安です。
正直に言うと、ほとんどあてになりません…
なので、一番確かな情報は自分と同じエリアの人に使っているキャリアの電波状況を聞いてみる方法が間違いありません

電波のエリアと通信品質（高速・低速）の違い

電波と通信速度の関係について
しっかり電波の入るエリアで、実際にスマホのアンテナ本数が最大でも、速度が速いか、遅いかは別物です。
これは、通信品質が速度に影響し、その通信品質は
携帯会社を選ぶ時のブランドや、料金プランで決まります。
そこを把握しておかないと携帯会社選びに失敗してしまうので、必ず理解しておきましょう。

ただ、それ以前に
電波が入るエリアかどうかはもちろん大前提となるので、そこがベースとなります。
もし、まわりに電波状況を確認することが難しい場合は、以下の基準で選びましょう

都内の地域に住んでいる場合

都内などの栄えている地域にお住まいの方はどのキャリアを選んでも問題ないでしょう。

地方や田舎に住んでいる場合

現在は比較的に地方や田舎でも、どのキャリアも電波は問題ない場合が多いですが
かなり田舎の地域の場合は、基地局の数が一番多い【ドコモの電波】を選ぶのが安心です

電波エリアのランキング

電波とエリアについて
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック↓

【現役社員が解説】大手携帯会社の電波エリア比較：どこが一番繋がる？

通信品質の種類を解説

今現在提供されている携帯会社の電波は、通信エリアだけでなく、それぞれ通信品質が異なります。

ここで言う【通信品質の種類】とは、大手キャリアの【最高の通信品質プラン】から見て
ブランドや料金プランによって意図的に制限されていたり、品質の違いで種類分けしています。

その通信品質は大きく分けて３つの種類に分けられます。それぞれの違いを理解して、自分に合ったものを選びましょう。

最高の通信品質

• 特徴: 通信速度が速く、安定している。動画視聴やオンラインゲームも快適に楽しめる。
• メリット: ストレスフリーな通信環境を実現できる。
• デメリット: 料金が高い。
• おすすめの人: 通信品質を重視する方、動画視聴やオンラインゲームを頻繁に利用する方。
• 提供プラン例: 大手キャリアの無制限プラン

通常の通信品質

• 特徴: 通信速度は標準的。普段使いには十分な速度で、Webサイトの閲覧やSNSの利用など、一般的な用途に問題なく使える。
• メリット: 価格と品質のバランスが良い。
• デメリット: 混雑している場所、アクセスが集中しているサイト、時間帯によっては速度が遅くなる場合がある。
• おすすめの人: コストを抑えたい方、普段使いで困らなければ問題ない方。
• 提供プラン例: サブブランド、オンライン専用プラン

最低限の通信品質

• 特徴: 通信速度は遅め。混雑している場所、アクセスが集中しているサイト、時間帯によっては速度がさらに遅くなる場合がある。
• メリット: 料金が安い。
• デメリット: 通信速度が遅く、ストレスを感じる場合がある。
• おすすめの人: とにかく料金を抑えたい方、データ通信をあまり利用しない方。
• 提供プラン例: 大手キャリアの一部料金プラン、格安SIM

通信品質のランキング

利用シーンによって通信品質の違いで起こる速度低下

通信品質の違いが大きく表れるのは、通信が混雑、または集中する
【エリア】【時間帯】【Webサイト】で発生します。

項目	最高品質	通常品質	最低限品質
一般的な場所や状況での利用	快適	快適	普通
ライブ・遊園地・イベントなどの人が集中する場所	快適	やや遅い	遅い
お昼・18時～20時など 通信が多くなる時間帯	快適	やや遅い	遅い
チケット・予約・受付など サイトへのアクセスが集中する時など	普通	遅い	遅い
大規模災害などでの 一斉アクセス集中時など	遅い	遅い	遅い

自分に必要な月間データ容量

毎月のデータ使用量を把握し、自分に合ったプランを選びましょう。

• データ使用量を把握
  過去数か月分のデータ使用量を確認し、目安にしましょう。スマホ本体の設定画面や、各キャリアのアプリやウェブサイトで確認できます。
• 動画視聴やオンラインゲームはデータ消費が大きい
  これらのサービスを頻繁に利用する場合は、データ容量の大きいプランまたは、無制限のプランを選びましょう。
• データ容量が足りなくなると速度制限になる
  データ容量を追加購入することもできますが、基本割高になるので自分が使うデータ容量にあったプランを選ぶのがベスト

各ブランド、料金プランのデータ容量と通信品質

各ブランドの提供データ量と、通信品質、サポートの有無、それ以外の特典をまとめました

携帯会社	ドコモ	au	Softbank	ドコモ(イルモ)	UQモバイル	ワイモバイル	ahamo	povo	LINEMO	格安SIM
小容量プラン	別枠	1～3GB	1～4GB	0.5～3GB	4GB	4GB	–			さまざま
中容量 プラン	別枠	–	–	6GB・9GB	15GB・20GB	20GB・30GB	30GB			さまざま
大容量プラン	エクシモ (無制限)	データMAX (無制限)	メリハリ無制限	–	–	–	+80GB プラン			さまざま
通信品質	最高品質	最高品質	最高品質	最低限品質	通常品質	通常品質	通常品質	通常品質	通常品質	最低限品質
店頭・窓口の サポート	あり	あり	あり	あり	あり	あり	なし	なし	なし	なし
特典など	–	–	–	–	–	–	–	トッピング	LINE特典	さまざま

大手3キャリアのブランド別、月額料金の比較

大手3キャリア（NTTドコモ、au、ソフトバンク）は、それぞれ特徴的な料金プランを提供しています。
大きく3つの種類に分類することができ

【本ブランドの料金プラン】【サブブランドの料金プラン】【オンライン専用プラン】

このように分類されています

格安SIMも選択肢に含めた上で、大手キャリアの各プランのどれかが良いのか？
自分に合った料金プランを選ぶためには、以下の内容を把握した上で、自分の利用状況やニーズを考慮して
各キャリアの料金プランを比較検討することが重要です。

本ブランドの料金プラン

• 特徴: 大手キャリアが直接提供するプラン。最も高価だが、最も充実したサービス内容。
• メリット: 通信品質が最も高く、サポート体制も充実している。
• デメリット: 料金が高い。

本ブランドとは、ドコモ、au、ソフトバンクの3社で提供されている料金プラン(一部の小容量プランとオンライン専用プランは除く)です。

本ブランドの料金プランは、安定した最高品質な通信を提供しています。
また、サポート体制も充実しており、何かトラブルが発生した場合でも、安心して相談できます。

さらに、最新技術やサービスをいち早く導入しており、常に高品質な通信サービスを提供しています。

しかし、料金が高いというデメリットもあります。

本ブランドの料金プランは、オプションサービスが充実していることや
割引が多数あり、家族割引も適用される場合が多く
家のインターネットとセットで使う場合や、家族みんなで同じ携帯会社を使うなら
最高品質の通信でありながら月々のコストを抑えることも可能です

大手キャリアの本ブランドプラン(小容量)

各キャリアが提供している小容量プランの内容がこちら

au 小容量プラン	データ量	割引なし	割引適用後
スマホミニプラン	～1GB	3,465円	2,178円（auスマートバリュー、家族割プラス、au PAYカードお支払割適用）
スマホミニプラン	1GB～2GB	4,565円	3,278円（auスマートバリュー、家族割プラス、au PAYカードお支払割適用）
スマホミニプラン	2GB～3GB	5,665円	4,378円（auスマートバリュー、家族割プラス、au PAYカードお支払割適用）
スマホミニプラン	3GB～4GB	6,215円	4,928円（auスマートバリュー、家族割プラス、au PAYカードお支払割適用）

auのスマホミニプラン(小容量)はソフトバンクのプランと比べて、４GBまでとなっていて1GB多い段階型の使ったデータ量に応じて変動するプランになっていますが、３GBを超えると最安状態の無制限プランの月額料金と同額になってしまいます。

Softbank 小容量プラン	データ量	割引なし	割引適用後
ミニフィットプラン+	～1GB	3,278円	2,178円（おうち割 光セット適用）
ミニフィットプラン+	1GB～2GB	4,378円	3,278円（おうち割 光セット適用）
ミニフィットプラン+	2GB～3GB	5,478円	4,378円（おうち割 光セット適用）

ソフトバンクのミニフィットプラン(小容量)は最大が3GBとなっている段階型プランで
小容量プランは光セット割さえ適用できれば最大の割引で本ブランドならではの最高品質のままを維持した通信で利用することが可能です。

大手３キャリアの本ブランドプラン(大容量)

各キャリアが提供している大容量プランの内容がこちら

キャリア	大容量プラン	データ量	割引なし	割引適用後	タイトル
docomo	eximo(エクシモ)	無制限	7,315円	4,928円（みんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払割適用）	詳細を見る
au	データMAX	無制限	7,238円	4,928円（auスマートバリュー、家族割プラス、au PAYカードお支払割適用）	詳細を見る
Softbank	メリハリ無制限	無制限	7,425円	4,928円（おうち割 光セット、新みんな家族割、PayPayカードお支払割適用）	詳細を見る

大手3キャリアとも大容量プランはデータ量が無制限となっていて
どのキャリアのプランも最大割引適用後の月額料金は同じ4,928円となっている。
大手3キャリアの最高の通信品質と、無制限のデータ量で利用したい場合は
自分の利用エリアで電波の問題が無いキャリアを選ぶことは大前提とし
可能な限り家族と同じキャリア(合計3回線で最大割引適用)でまとめて利用することがおすすめです。
また、光回線も利用しているならキャリアのセット割が対象の光回線を利用しましょう。

サブブランドの料金プラン

• 特徴: 大手キャリアの提供する格安プラン。本ブランドよりも低価格だが、通信品質は劣る。
• メリット: 本ブランドよりも料金が安い。
• デメリット: 本ブランドよりも通信品質が劣る。無制限の提供は無い

サブブランドとは、大手キャリアが展開する、低価格な料金プランを提供するブランドのことです。

auからはUQモバイル、ソフトバンクからはワイモバイルが提供されています。
ドコモには現状サブブランドという位置付けのサービスはありません。

UQモバイルのプラン表

プラン名	データ容量	割引適用後の月額料金(税込)	割引前料金 (税込)	通話オプション	その他特徴
ミニミニプラン	4GB (増量オプションⅡ加入で6GB)	1,078円 (家族セット割適用時1,628円)	2,365円	通話放題ライト: 880円/月<br>通話放題: 1,980円/月<br>通話パック60: 660円/月	自宅セット割適用で割引あり<br>データくりこし可能
トクトクプラン	1GBまで / 15GBまで	990円 / 2,178円	3,465円	通話放題ライト: 880円/月<br>通話放題: 1,980円/月<br>通話パック60: 660円/月	自宅セット割適用で割引あり<br>データくりこし可能
コミコミプラン	20GB (増量オプションⅡ加入で30GB)	3,278円 (8ヵ月目以降3,828円)	3,278円 (8ヵ月目以降3,828円)	通話放題ライト: 無料<br>通話放題: 1,100円/月	増量オプションⅡ加入でデータ増量<br>データくりこし可能

ワイモバイルのプラン表

プラン名	データ容量	割引適用後の月額料金(税込)	割引前料金(税込)	通話オプション	その他特徴
シンプル2S	4GB	1,078円	2,365円	だれとでも定額(月額880円)
シンプル2M	20GB	2,178円	4,015円	だれとでも定額(月額880円)
シンプル2L	30GB	3,278円	5,115円	だれとでも定額(月額880円)

サブブランドは、大手キャリアと比べて料金が安く、データ容量も十分です。
また、大手キャリアと同じように、安定した通信品質を提供しています。

ただし、通信品質は本ブランドの品質とは異なる点に注意が必要です
また、サブブランドは、大手キャリアのサービスの一部が利用できない場合があります。

オンライン専用プラン

• 特徴: オンラインで手続きを行うプラン。店舗がないため、低価格で提供できる。
• メリット: 店舗での手続きが不要で、事務手数料がかからない。自分のペースで契約できる。
• デメリット: 本ブランドよりも通信品質が劣る。対面でのサポートを受けられない。

プラン名	データ量	月額料金（税込）	特典
アハモ	30GB / 110GB	2,970円 / 4,950円	5分以内の国内通話無料、海外ローミング20GBまで無料
povo	0GB（基本料） / トッピングで調整可能（1GB〜150GB）	基本料0円 / トッピング例: 1GB（7日間）390円、20GB（30日間）2,700円	自由にトッピング可能、データ使い放題キャンペーン
LINEMO	3GB / 20GB	990円 / 2,728円	LINEギガフリー、LINEスタンププレミアム、通話オプションキャンペーン

オンライン専用プランには、NTTドコモの「ahamo」、auの「povo」、ソフトバンクの「LINEMO」があります

例えば、ドコモは「ahamo」というオンライン専用プランを展開しており、データ容量30GBで月額2,970円という低価格を実現しています。

auは「povo」というオンライン専用プランを展開しており、データ容量20GBで月額あたり2,728円という低価格を実現しています。

ソフトバンクは「LINEMO」というオンライン専用プランを展開しており、データ容量20GBで月額2,728円という低価格を実現しています。

これらのオンライン専用プランは、従来のプランに比べて格安で、データ容量も十分です。
ただし、文字通りオンライン完結での手続きで申し込むプランなこと
オプションサービスや割引が少なく、家族割引も適用されない場合が多いので、注意が必要。
また、サブブランドと同様に
通信品質は本ブランドの品質とは異なり、通常品質な点にも注意が必要です

ドコモの料金プラン【irumo(イルモ)】

小容量でかつ最低限の通信品質でいいが、サポートは欲しい人で
料金をできるだけ安く抑えたい人向けのプランが
ドコモの【irumo(イルモ)】です。

docomo 小容量プラン	データ量	割引なし	割引適用後
irumo(イルモ)	0.5GB	550円	550円（割引適用なし）
irumo(イルモ)	3GB	2,167円	880円（ドコモ光セット割、dカードお支払割適用）
irumo(イルモ)	6GB	2,827円	1,540円（ドコモ光セット割、dカードお支払割適用）
irumo(イルモ)	9GB	3,377円	2,090円（ドコモ光セット割、dカードお支払割適用）

ドコモの場合、【irumo(イルモ)】(小容量)のプランは他のキャリアの本ブランド(小容量)と比べてダントツで安い料金形態となっています。
ただし、【irumo(イルモ)】は本ブランドとして提供されているが
安い価格帯とサポート体制がある代わりに
通信品質は最高品質で使えるのではなく通常品質で
尚且つ位置的にはサブブランドやオンライン専用プランよりさらに下の通信品質になる点に注意が必要です。

格安SIMの特徴

• 特徴： 大手キャリアよりも低価格な料金プランを提供しています。
• メリット: 料金がとにかく安い。
• デメリット: 通信品質やサポート体制が大手キャリアより大幅に劣る。
• おすすめの人: コストパフォーマンスを重視する方、ある程度スマホに詳しく、自分で設定やトラブル解決ができる方。

格安SIMとは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供している、MVNO（Mobile Virtual NetworkOperator）と呼ばれる事業者によって提供されるSIMカードのことです。

格安SIMは、大手キャリアと比べて料金が安く、データ容量も豊富なプランが多数存在します。
また、大手キャリアでは利用できないような、独自のサービスを提供している格安SIMもあります。

例えば、データ容量が使い放題のプランや、通話料金が無料になるプランなどがあります。

ただし、格安SIMは大手キャリアと比べて、通信速度が遅かったり、電波状況が悪かったりする可能性があります。これは、格安SIM会社が、大手キャリアの回線を複数で共有しているためです。

また、格安SIMは、大手キャリアと比べて、サポート体制が整っていない場合があります。

格安SIMを選ぶ際は、自分の利用状況やニーズに合わせて、慎重に検討することが重要です。

通信品質がMVNOという最大の弱点

格安SIM(MVNO)は、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため
大手キャリアの電波状況や品質の出力を握られています。
そのため、大手キャリアの電波が届かないエリアでは、格安SIMも電波が届かないのはもちろんのこと
問題なのは、電波状況がエリア的に問題ない場合でも
混雑具合、通信時間帯、優先順位で通信が遅くなってしまうケースがあること
また、その状況が発生した状態はユーザーはもちろん、MVNO会社もどうにもできない状況になってしまうことが最大の弱点と言えます

また、格安SIMは、大手キャリアと比べて、通常の通信速度が遅い場合があります。
これは、格安SIMが、大手キャリアから借りている回線を複数で共有しているためです。

さらに、格安SIMは、大手キャリアと比べて、サポート体制が整っていない場合があります。
以上のことから、やはり格安SIMを選ぶ際は、自分の利用状況やニーズに合わせて、慎重に検討することが何よりも重要といえます。

プランの内容やギガ数についてもっと詳しくしりたい方はこちらの記事もチェック↓

https://rippeiblog.com/how-to-compare-and-choose-a-smartphone-plan-number-of-gigabytes-and-price/

スマホプランのギガ数と料金を比較【最適なプランの選び方】

自分に合った料金プランの選び方

結論は、自分のニーズやライフスタイルに合わせて、選ぶべきです。

ただ、ここまでの内容で、要点は分かったけど
情報量が多すぎて、結局どれを選ぶべきか迷ってしまう人も多いかと。

そんなあなたのために
自分に最適なプランを選ぶための、具体的なステップを紹介します。

基準に基づく選択

以下の基準を参考に、プランを絞り込んでいきましょう。
利用シーンの想定を参考にして、普段スマホで何をしているかを具体的にイメージしましょう。

• Webサイト閲覧、SNS利用が中心
  データ使用量が少なく、速度もそれほど必要ないので、格安SIMの低容量プランもあり
• モバイル通信で動画視聴やオンラインゲームをよくする
  データ使用量が大きく、高速で安定した通信が必要になるので、大手キャリアの無制限プランがおすすめです。
• 月額料金の上限を決める
  無理のない範囲で、毎月のスマホ料金を決めておきましょう。

もしくは、これを基準にすればOK！選び方まとめ

最高の通信品質とサポートを求めるなら

大手3キャリアの本ブランド料金プラン【ドコモエクシモ、auデータMAX・スマホミニ、ソフトバンクメリハリ無制限・ミニフィット+】から選ぼう

通常品質と〜30GBのデータ量とサポートありで料金も安くしたいなら

大手キャリアのサブブランド【UQモバイル、Ymobile】から選ぼう

通常品質と〜30GBのデータ量と自分の欲しい特典があって料金も安くしたいなら

オンラインプラン専用プラン【povo、LINEMO】を選ぼう

通常品質と〜30GBのデータ量で安くしたいけど地方で電波が心配なら

ドコモオンライン専用プラン【ahamo】を選ぼう

電波の質よりとにかく費用は抑えたいけど、サポートは欲しい人で〜9GBまでのデータ量なら

ドコモの【irumo(イルモ)】を選ぼう

電波の質よりとにかく費用を抑えたい人なら

格安携帯会社(MVNO)【格安SIM】を選ぼう

※例外

通常品質以上のデータは小容量でサポートは欲しいけど
地方で電波が心配な人が選ぶべきプランは
【ドコモのエクシモ】です
通常品質以上を求めるなら、サポートありのイルモだと
イルモは品質の観点から見て選ぶのをおすすめできません。
なのでこの方は事実上1番割高を選ばなければいけない人になってしまいます。

最高品質や無制限のデータ容量が必要なら本ブランド

安定した通信品質を求めるなら、大手3キャリアの本ブランド料金プランがおすすめです。

大手3キャリア本ブランドの料金プランは、安定した通信品質を提供しています。
また、サポート体制も充実しており、何かトラブルが発生した場合でも、安心して相談できます。

大手キャリアのブランドは、常に最高の通信品質提供だけでなく、最新技術やサービスをいち早く導入しています。

また、データ容量が使い放題のプランや、高速通信が可能なプランなど、ニーズに合わせた豊富なプランが用意されています。

通常品質と～30GBのデータ容量ならサブブランドorオンライン専用プラン

大手キャリアのサブブランドやオンライン専用プランは、本ブランドに比べて料金が安く、データ容量も十分です。

通信品質面でも、本ブランド並みの最高品質とまではいきませんが、普段使いには遜色のない品質を提供しているので
料金面も節約でき、通信品質も担保できるリーズナブルな料金プランといえます。

品質は気にせず安さを追求するなら格安SIM(MVNO)

格安SIMは、大手キャリアと比べて料金が安く、データ容量も豊富なプランが多数存在します。

ただし、格安SIMは、大手キャリアと比べて、通信速度が遅かったり、電波状況が悪かったりする可能性があります。
しかし、安さにこだわるならMVNO一択と言ってもいいでしょう。
それだけコストパフォーマンスはどのMVNO会社も最強な料金形態となっています

機種購入ありor機種購入なし(SIMのみ)

携帯会社とプランが決まったら、次はスマホ本体をどうするか決めましょう。

機種購入あり

• メリット
  • 最新機種が手に入る！ 最新の機能や性能を体験できます。
  • 分割払いが可能！ 高額な機種でも、月々の支払いを抑えられます。
  • 保証サービスが充実！ 故障やトラブルの際に安心して対応できます。
• デメリット
  • 費用がかかる

機種購入なし(SIMのみ)

• メリット
  • 手持ちのスマホが使える！ 現在使用中のスマホをそのまま使い続けられます。
  • 初期費用を抑えられる！ 機種代金がかからないため、初期費用を抑えられます。
• デメリット
  • 最新機種は使えない
  • 対応バンドの確認
    対応バンドが自分のスマホで対応しているか確認が必要

対応バンドの確認方法

サイト

機種購入なしの場合で、SIMロック解除が必要な端末

現在使用中のスマホをそのまま使い続ける場合
SIMロック解除が必要になる場合があります。

SIMロック解除とは？

SIMロックとは、特定の携帯会社のSIMカードしか使えないようにする制限のことです。
SIMロックを解除すると、どの会社のSIMカードでも使えるようになります。

SIMロック解除が必要なケース

• 2021年10月1日以降に発売されたスマホ:
  原則としてSIMロック解除は不要です。
• 2021年9月30日以前に発売されたスマホ
  SIMロック解除が必要な場合があります。

SIMロック解除手続きの方法

• 各キャリアのウェブサイトで手続きが可能！
  My docomoやMy auなどの会員サイトから手続きできます。

乗り換え(MNP)で必要な費用や準備と確認事項

携帯会社を乗り換える際(MNP)は、以下の点を確認しておきましょう。

契約解除料の確認

現在、携帯料金プランに対しての解約金制度は撤廃されたので、発生いたしません。
ですが、その他光回線サービスを同時に解約、乗り換えをする場合は
光回線の契約解除料が発生する場合があるので注意が必要です

現在の契約に関連するポイントや特典条件の有無を確認すること

• ポイント失効に注意！
  キャリア独自のポイントサービスを利用している場合は、既存のアカウントを継続利用すればOK！
  ポイントはそのまま使えるので、アカウントは忘れないようにしましょう。

新しいキャリアでの事務手数料や初期費用の確認

• 初期費用を抑えるキャンペーンも！
  キャンペーン期間中は、事務手数料や初期費用が無料になる場合があります。

必要書類（身分証明書、支払い方法）の準備

• 本人確認書類は忘れずに！
  運転免許証や健康保険証など、本人確認書類が必要です。
• キャッシュカード・クレジットカード
  利用料金の支払い方法の設定が必要なため

現在の契約内容や利用状況の見直し

• 不要なオプションサービスを見直すチャンス！
  この機会に、現在契約しているオプションサービスを見直してみましょう。

MNP予約番号の取得方法と有効期限の確認

• MNP予約番号は有効期限に注意！
  MNP予約番号には有効期限(14日間)があるため、取得後はお早めに手続きをしましょう。

SIMカードの入れ替え手順や設定について事前に調べておくこと

• APN設定が必要な場合も！
  格安SIMに乗り換える場合は、APN設定が必要な場合があります。

まとめ：自分に合ったキャリアを選ぼう

この記事では、携帯電話のキャリア選びの際に考慮すべきポイントや、各キャリアの特徴について解説しました。

自分のニーズやライフスタイルに合わせて、自分に合ったキャリアを選んでください。

携帯電話のキャリア選びは、電波が問題ないか？
通信品質は自分のニーズに問題ないか？
料金やサービスのバランスを考慮して、慎重に行う必要があります。

この記事では、主要なキャリアの特徴や料金プランについて解説しました。

それぞれのメリットとデメリットを比較検討し、自分のニーズに最適なキャリアを選びましょう。

2024年以降も、携帯電話業界はますます変化していくことが予想されます。
最新の情報に目を向け、常に最適な選択を心がけ
それぞれの特徴を理解した上で、自分のニーズやライフスタイルに合ったプランを選びましょう。